Column

wifiレンタル屋さんのコラム

モバイルWi-Fiルーターのレンタル専門店として、年間約10万件のレンタル実績のある
「WiFiレンタル屋さん」が、レンタルの際に役立つ情報をお伝えいたします。

Update 2022/6/16

WiFiルーターの通信速度

このページでは、インターネットの通信速度について解説します。
通信速度がどれくらい必要か、また、なぜ具体的にイメージを掴みづらいのか、あまりご存知ではない方も多いのではないかと思います。

「理論値」と「実効速度」など、重要なキーワードに触れながら、分かりやすくご説明していきます。

速度の値「Mbps」

インターネットの通信速度は、1秒当たりの処理速度で表現されています。
「Mbps」は「Mega bit per second」、つまり1秒間に処理できる「Mega bit」の量を表しています。
もっと詳しく知りたい方はこちらでも詳しくご説明しています。

インターネットは多様なアプリや利用方法がありますが、インターネット上のやりとりはすべて情報の送受信です。情報の量と処理速度で、どのくらい早く処理が完了するか決まります。

なんで通信速度が必要なの?

まず、通信速度が速いと大きなデータをダウンロードする時に速く終わります。同じ情報量(データ容量)でも、通信速度が倍速だと、半分の時間で処理が終わります。
10秒で終わる作業が5秒になっても、あまり違いはないかもしれませんが、1時間で終わる作業が30分になったら、ずいぶん印象が違いますね。

また、ご利用のアプリやサービスによっては、ある程度速度が必要なものもあるでしょう。
具体的には、動画の視聴やZOOMなどです(後述)。これらは通信速度が足りないと、ローディング(読み込み)になったり、エラーになったりすることがあります。

通信速度は2つある 理論値と実効速度とは?

通信速度には、理論値と実効速度という2つの考え方があります。
理論値とはメーカーが発表している、機械(WiFiルーター)が出力できる、理論上の最高速度のことです。
一方で、実効速度は実際に計測した値です。
理論値と実効速度の間には大きな差があります。これは、ポケットWiFiルーターに限らず、すべてのインターネット通信に言えます。
インターネット通信は、A地点からB地点まで情報を送る途中に多くの障害があります。たとえば使っている人数や、基地局までの距離、無線接続など、多くのポイントで多かれ少なかれ摩擦を受けてブレーキが掛かっている状態です。
摩擦の状況によって、実効速度は常に変動しています。
そのため、メーカーは性能を公表する際に理論値を用いています。

「上り」と「下り」とは?

インターネットの通信は、情報を取得する「ダウンロード」という作業と、こちらの情報を送信する「アップロード」に分かれています。
情報をダウンロードする速度のことを、例えば「下り20Mbps」などと1秒当たりの情報処理速度で表現します。
逆に情報をアップロードする速度は、例えば「上り8Mbps」と表現します。

「上り」と「下り」については、こちらでもご説明しています。

ベストエフォートとは?

ベストエフォートとは、インターネットの通信速度に関する用語で「最善の努力をする」という意味です。

実効速度が時間帯や場所など、不特定多数の要因で常に変動してしまうので「必ず一定の速度を約束すること」は非現実的です。個人で使用するインターネット回線は、基本的にすべてベストエフォート形式となります。帯域確保型の通信は、企業向けに用意されているものもありますが、高額な通信となります。

動画やZOOMに必要な回線速度

当店のSoftBank回線のWiFiルーターは、レンタルWiFiルーターの中でも速いものです。
速度に関しては、基本的に何をするにも問題ありませんが、動画のご利用には一定の注意が必要です。

動画は他の通信と比べて容量が大きくなります。また、PCを複数台繋げて同時に通信をすると、速度が台数で分割されます。
実効速度との兼ね合いで、特にZoomなどをご利用の場合、通信が不安定になることがあります。

通信制限時の速度ってどのくらい?

通信制限時の理論値は、128Kbpsと言われています。1,000Kbps=1Mbpsなので、0.128Mbpsと読み替えることもできます。
128Kbpsの速度なら、テキストメッセージを送信したり、情報の少ないページの表示は30秒から1分など待てば完了できるでしょう。しかしながら、YouTubeの視聴などは通信量が大きいため、読み込み時間が掛かりすぎてエラーになってしまうでしょう。

一方で、WiMAXは独自の制限を設けており、通信制限時の理論値は1Mbps程度となっています。
Webページの表示は可能かと思われますが、いつもより時間が掛かる印象があるでしょう。YouTubeについては、中画質(480P)以下の再生ならば利用できる場合もあるでしょう。

どのWiFiルーターが良いの?

格安SIM(MVNO回線)は時間帯によって速度が絞られる場合があるので、純回線のWiFiルーターがお勧めです。

その中でも、4G回線が最も安定していて速度が速いため、当店ではSoftBank回線のWiFiルーターがお勧めです。
当店のWiFiでは、601HW、809SH、FS030W端末の3機種が、SoftBank回線(純回線)になります。

SoftBank回線のWiFiルーターでしたら、理論値はそれぞれ違っていても、実効速度は同程度です。
(実際に当店で計測した結果も、ある時はこちらの方が多少速く、別のタイミングではもう一方が少し速いなどです)
そのため、理論値を重視するよりもSoftBank回線の中で、必要な容量を選ぶことが大事です。

通信量の考え方についてはこちらのページで詳しくご説明しています。


 ■合わせて読みたい
  【無制限】かつ【高速】で【安定している】WiFiルーターを借りたい方へ

実際に必要な速度はどのくらい?

たとえば、Web検索しか使わない場合、高速な通信は必要はありません。すべての要件を必要以上に高く設定してしまうと、必要以上に料金が掛かってしまったり、時間をかけて調べたあげく実現が不可能ということも良くあります。

理解を深めて、上手に利用することが大事ですね。

「コラム一覧ページ」